虫の音観察会 in スカイビル

新梅田シティ 梅田スカイビルで行われた里山イベント『虫の音観察会』に行くために
仕事が終わってすぐ大阪に飛び出してきました。


開発が進む梅田北ヤード跡地。
タワークレーンが立ち並んでおります。


一番お気に入りがこの子。
子と呼んでいいサイズではありませんが。
ダムでも男の子や女の子と呼んでしまう擬人化脳には関係ないようです。


地下道を抜けてスカイビルの足元にやってきました。
今日のイベントは南側の「中自然の森」ではなく、北側の「里山」エリアで開催です。


仕事から直行したので三脚も無しD50も無し。
手元にあるのはF710のみ。
慌てているので手ブレ酷し。


そして里山にやってくるともう始まっていました。
今日は専門家の方の解説を聞きながらスカイビルの足元に棲む虫の声を聞くことができるんです。

部外者なので遠慮して皆さんの後ろの方をちょろちょろしていました。
余計に不審者。

後ろの方でも説明の声は届きました。


りーりーりー

ころころころころ

じーっじーっ

色んな虫の声が街の雑踏の中、耳を澄ませていると聞こえてきます。

聞きなれた虫の音も鈴虫以外は曖昧なものです。
ウマオイの音
コオロギの音
昔は聞き分けられた音も年をとってなんの音か分からなくなっていました。
なので説明を聞いていると昔のことが思い出されました。

母がたの実家で毎年、祖父にもらった鈴虫

「蜘蛛にやられないように気をつけて」とよく言われました。

そして人が奏でる音とは全く別の世界の音に聞き惚れていたものです。

そんな鈴虫のあの美しい音は雄同士の威嚇の音なのだと説明を受けました。

自然界の音
それを美しいと思うのも人の判断
それをどうとらえるかも人の判断。

環境色という名のもとにガードレールを茶色に塗っても
所詮それは動物の目から見た色ではなく
人が見た時に見分けにくくなるからだけという事。

茶色に塗ったら鳥が来るようになりますか
茶色に塗ったら生態系にやさしいという根拠はありますか。

そんなアホらしい事を云うより生物の力を信じてみた方が成功すると思うのですが。

スカイビルは大阪の都心のど真ん中にありますが
虫も渡り鳥も自然に集まりました。

より自然に近くもっと自然に近く、と躍起になるのではなく
自然に任せる寛容さがナチュラルな生態系を生み出します。

ダムだって鳥にしてみればただの崖。
崖に巣を作るのが好きな鳥は勝手に集まるんです。

大事なのは餌です。
どんな生物でも。
餌の供給が過剰になれば大発生し
餌の供給が少なくなれば死滅していきます。

人が快適で他の生物にも快適
そんな空間を目指しているのが里山なんでしょうか。

などと、つらつら考えていると雨がぱらぱら降りだしてきました。
みんな屋根の下に避難です。


参加されたオフィスワーカーの方が説明を受けている後ろで素早くあるものが準備されていました。

今年とれたスカイビルスイカです♪


去年は何玉か盗まれましたが今年は大丈夫でした。


里山の管理をしておられる方がすぱすぱっと手際よくスカイビルスイカを切り分けられます。
小玉ですが美味しそうですね。


一切れお借りしてスカイビルと共に撮りましたが失敗しました。
コンデジ片手で見上げてって無茶にもほどがある。

この後、観察会に参加された皆様にふるまわれたそうです。
私はお邪魔虫だったので今回は当然辞退させていただきました。


スカイビルの里山にもそろそろ秋の風が吹き始めていた8月末の夜でした。


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風流な虫の音を楽しんだ後は
風流なお料理にGO


ということでキタからミナミに移動して
やってきました かめじ です。

まず、おからの大盛を頼む自分は何者かと


この日のお料理はまたまた凄い凝ったものが多くて吃驚でした。
これは 順菜と夏野菜卵寄せ柚子風味 。

どう見てもケーキにしか見えない外観に吃驚。


そしてデザートがこれ。

なんと 無花果の胡麻味噌乗せ 

ドキドキしながら口に入れると
口の中に香りがふわんと広がって
濃厚で
生チョコのケーキを食べたような
素晴らしいデザートでした。

大将、いつも美味しいものをありがとうございます♪